お師匠のお言葉集

ここは、まこと師匠の、敬愛すべきお言葉を限りなく・・・ペソペソ集めた場所です
下に行けば行くほど、新しいお言葉です。なんと神々しい・・・へっ?神々しくないだと?
そんな馬鹿な・・・唯一、手ほどきを受けている、作家さんですよ。神々しいに決まっています!!

小説において重要なのは企画力と構成力と表現力じゃないかと。それをもって読者に「おもしろい」と思わせるための

お手本(芥川とか漱石とか。教科書に載ってるようなやつ)を何度も何度も丸写しにし、いわゆる「良い文章」の類型を頭に叩き込むとよいでしょう。

名前のつけかた。蓄積とインスピレーションでてきとうに。面白い名前やフレーズは常にチェック。

マンガは、まずシナリオにするといいです(構成)。そしてそれを更に小説へ(表現=文章による描写)。難しいと思えなくなるまで。

「マンガを小説にする技術」が必要なんではなく、その「作業」を通して、おもしろい話を作るための構成技術と、さまざまな状況を文章で描写するための技術を養っていただきたいわけですよ。一年とか、長いスパンで。ちなみに、これはものすごくポピュラーなトレーニング法です。僕は大学生のころ持ち込み先の編集さんから教わりました。
 とりあえず、「小説をそのまま書き写す」ことから初めてください。芥川の短編など。参考書で、その作品の「解説」を読めるものがいいです。書き写しつつ解説も読んで、何より先に『読解力』を身につけましょう。同時に、美しい文の類型も身につきます。

「小説を書くのが、とても大変なことだと(読むのは、一日くらいなので)、思いましたよ。」と言う言葉に対して、
「おもしろい小説」を書くのはもっと大変。そしてそれを職業として続けてゆくのはさらに大変なわけで……(w 
ともあれ、長編一本きちんと最後まで書けたなら立派なものです。多くの作家志望者が「書かずに」終わるので。プライド持って更なる高みを目指していただきたいと思います。